逢いに来てくれたペット〜アニマルセラピー〜

こんにちは。輪島貴史です。

僕は31歳で前世の記憶が目覚めて
その日から世間のいう霊能者の仲間入りとなりました。

それまでは、霊的な事は無縁の世界で生きてきましたが
素敵で不思議な経験をした事があります。

今日はその時の
亡くなったペットが逢いにきてくれた時のお話です。

 

初めて飼ったシェルティのメイが亡くなって
たったの三日後
小雨の日、家の前に濡れた迷い犬

 

まさかの同種、シェルティだった・・・・・

 

人間とは不思議なもので
メイが帰ってきたと思ってしまった。

そうとしか考えられず

「このまま届け出なければ・・・」

という考えがよぎったが
愛犬を亡くす飼い主の喪失感が誰よりも分かったので

警察に連絡し
迷い犬をお預かりしてますと
一報を入れた。

 

その夜
その子と一緒に寝た。

もちろん
なついてはいないから
さわろうとすると警戒していたけど

寝たら向こうから
腕にアゴをのせてきた。

 

なついたわけじゃない。

 

寂しいのだと
すぐに分かったから

寝たふりをして
なでないようにした。

なでられないけど
幸せな夜だった。

初めて寝たふりが幸せに感じた。

 

翌日

飼い主から連絡があった。

愛犬を探す飼い主の気持ちを考えれば
当然の早さだが

「もうちょっと遅くてもよかったのに」

と確かに考えてしまった。

 

1時間後
チャイムが鳴った瞬間

その迷い犬
シェルティは

初めて声を大にして鳴きながら
玄関まで走り出した。

その時に
僕は夢から覚めた。

ああ、もう、メイはいないのだと。

この子には帰る場所がある
この子はメイじゃないのだと。

 

それでも
なぜ、この子が、うちに迷ってきたのか。

僕は
メイが、この子の身体を借りて
会いに来てくれたとしか
思えなかった。

 

「元気を出して」

 

きっと、それを伝えにきてくれた。

 

そして

「さようなら」

きっと、それを伝えにきてくれた。

哀しくても
前を向いて歩いていかなきゃいけないんだ。

メイはそれを教えてくれた。

 

あれから10年
僕は今もシェルティと暮らしています。

心は、いつも、そばに

だから
前を向いて

いつも
前を向いて

僕の相棒はシェルティ⭐

 

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